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率先避難者になろう!

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防災夫婦 BousaiLove)です。

率先避難者とは、身近に危険の兆しが迫っているとき、あるいは危険情報に接したときに、「自ら率先して危険を避ける行動を起こす人」のことです。

そして、その行動によって「周囲の人にも同様の行動」を促すことになり、周囲に危険回避行動を起こすきっかけになります。

自分を救う行動が、他人も救う

自らが「率先避難者」となることで自分の身の安全を守ると同時に、周囲の人も危険から逃れさせることができます。

『避難しよう!』と呼びかけるより、『自らが率先して避難する』ことの方が効果があるというのも不思議ですが、過去を振り返って思い当たる節はあると思います。

以前、イオンモールで火災報知器が鳴った際、ほとんどの人が「誤操作だろう」とタカをくくって避難することはありませんでした。同じような場面を経験した方も、きっといるのではないでしょうか?

正常性バイアス

大きな災害など、平常時では考えられない想定外の出来事が起きると、人は「正常性バイアス」がかかります。

『隣の人も避難していないから、私も大丈夫』

災害時はこんな風に無理やり自分を納得させて、『大丈夫だ』と思い込む現実逃避とも取れる心理状態に陥りやすいのです。

『隣の人も避難していないから私も大丈夫』

あなたは、そう思っているかもしれませんが、それは隣の人もこちらを見て同じことを思っているのです。

恐ろしいことですよね。

目で見て分かる差し迫った危険でないと、「避難すること」は「ビビってる」と思われるかもしれない。そんな風に他人の目を気にして行動に移せない人もいるでしょう。

しかし、目で見て分かる差し迫った危険はもう避難しても手遅れかもしれません…

まとめ

災害時は冷静に状況判断し、
正常性バイアスにとらわれず「率先避難者」として行動を起こしましょう!

その行動は、自分も周囲の人も救うことに繋がります。
もし、結果として逃げなくても良かったのなら、笑い話にすれば良いじゃないですか。

率先避難者になることは、何の道具も必要ありません。
みんなで災害にきっちり向き合いましょう!

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