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あなたは、非常食としてどんなものを備えていますか?
多くの方が「カンパン」や「アルファ化米」などではないでしょうか?
もちろんそういった「主食」を備蓄することは大事ですが、阪神・淡路大震災、東日本大震災の災害後の調査結果では食生活で災害時に不足したと感じた食材1位は「野菜」でした。
本記事では、平常時ですら野菜不足を感じる現代において、どのようにして野菜を非常食として備蓄すれば良いのか、また一時的な被災生活であっても野菜を摂取することの大切さをご紹介します。
ちなみに、勤務中に災害が発生したときは会社の「オフィスコンビニ」が非常食の役割を果たします。
たくさんのオフィスコンビニの中でも私が特におすすめしたいのは、新鮮な野菜やフルーツがメインで、サービス継続率98%と評判の良い「オフィスで野菜」です。今なら期間限定で「2ヶ月無料キャンペーン」を実施しているのでチェックしてみてください。
余談はさておき、ここから本題に入ります。
被災後は誰もが野菜不足に悩む
大きな地震が起きたときは、被害規模の報道ばかりクローズアップされ、食に対する情報はあまり知られていません。
物流などのライフラインが麻痺すると、新鮮な野菜を手に入れることが困難になります。
避難所では菓子パンやおにぎりなどの炭水化物が主体の「主食」が中心で、ビタミンやミネラルを含む魚や肉、野菜などの「副食」の接種が圧倒的に不足し、ほとんどの人が当然のように野菜不足に陥ります。
野菜不足が招く体調不良
大きな地震で被災すると、不安や恐怖などの心理的ストレスやトイレ問題など、心身ともにダメージが蓄積されていきます。
そのような状況下で偏った食生活を送っていると、生理的な悪影響は避けられません。
野菜に含まれるカリウムや鉄分などのミネラルが不足すると、倦怠感が疲労感が続き、免疫力の低下し、生活習慣病へのリスクも高まります。
特に顕著に表れる症状としては便秘です。
野菜に含まれる食物繊維の不足や断水による水分不足、仮設トイレへの長蛇の列に並ぶストレスから被災後は多くの方が便秘に悩まされることになります。
実例として、「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」のときには、被災者の便秘は深刻な健康課題として問題視されていました。
震災後の自治体の救援物資の食料は、主食をメインとしたものになります。
その結果、震災後に避難所で生活されている方の約40%が便秘になり、その半数は食べ物が原因と回答されています。
岩手県の栄養士会の被災者調査では、東日本大震災発生後に便秘になった方に野菜ジュースと栄養剤を配布すると、便秘に苦しむ人は5分の1に減ったというデータがあります。
このレポートから災害時に備えて「野菜の備蓄」の大切さが伝わりますよね。
野菜パワースゴイ!
偏った備蓄していませんか?
ここまでの内容から災害時は主食だけでなく「野菜の備蓄も大切」であることが分かると思います。
災害大国で暮らしている以上、あなたもある程度は非常食を準備していると思いますが、その中に野菜がどれくらい入っているか調べてみて下さい。
ライフラインが完全に復旧するまで、避難所や自宅での被災生活が数日〜数週間続くことを想定し、非常食を備蓄する際に次に紹介する「野菜を摂取できる備蓄食」も一緒に検討してみて下さい。
おすすめの「野菜の非常食」
野菜の摂取量の目標値は1日350gです。
健康を保つために意識して野菜を備蓄したいところですが、新鮮な野菜を長期間備蓄するのは大変手間がかかります。
災害時の野菜の摂取方法としては、電気・ガス・水道などのライフラインが停止していることを想定して、水や熱源が不要で封を開ければすぐに摂取できる「野菜ジュース」や「野菜スープ」がおすすめです。
本記事では、災害時の非常食に野菜を取り入れる必要性とおすすめの備蓄食をご紹介しました。この記事をきっかけに「非常時の野菜摂取」にも目を向けていただければ幸いです。