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防災夫婦( BousaiLove)です。
電子レンジ火災を知っていますか?
『アルミホイルごと温めたときに火花が出て、火災につながる』ことはよく知られていますが、我が家では『焼き芋』で火事になりかけました。
最新の電子レンジでも火災は起こるので、自戒の意も込めてこの記事で注意喚起したいと思います。
動画でわかる電子レンジ火災
東京消防庁
製品評価技術基盤機構 製品安全センター
電子レンジ火災の実験結果
東京消防庁の実験結果では「さつま芋」や「中華まん」は電子レンジで 5分〜12分加熱すると、爆発的に燃焼することが確認されています。
長時間加熱することで爆発的な燃焼をする食材は他にも確認できましたが、数十分加熱するなど通常の調理では起こりにくいものでした。
それに対し、「中華まん」や「さつま芋」はたった5分〜12分の加熱時間で電子レンジ火災を引き起こす可能性があるため、十分に注意が必要です。
防災夫婦
東京消防庁では、電子レンジで爆発的な燃焼が起こる流れは次のように推定しています。
- 食品を長時間加熱すると水分が蒸発
- 炭化が進行して可燃性ガスが発生、庫内に充満
- 食品の炭化部分が帯電してスパークを起こす
- スパークが可燃性ガスに引火して、爆発的に燃焼
もし電子レンジ火災が発生したらどうしたらいいのかしら?
防災ママ
電子レンジ火災の対処法
万が一、電子レンジ火災が発生したときはこのように対処してください。
慌てて電子レンジの扉を開けて、着ている服や周囲のものに着火したことが原因で大惨事に発展した事例もあるため、落ち着いて対処しましょう。
- 扉を開けずに電源を切る
- 扉を開けずにレンジの内部の様子を確認
- 火が消えなければ、扉を閉めたまま消火器などの消火器具を準備
電子レンジ火災を防ぐ予防策
- さつま芋や中華まんなどは、長時間加熱すると爆発的に燃焼する危険がある。加熱時間を長めにせず、取扱説明書等で確認する。
- 調理中はその場を離れずに、食品の様子を見ながら加熱する。
- 普段から電子レンジの周囲には、可燃物を置かないようにする。
- 冷凍食品などは、包装の表示を確認してから加熱する。
電子レンジの庫内にこれまで調理した食品の汚れなどが付着していると、正しい使い方をしても発火することがあるので、レンジ庫内はいつもきれいに清掃しておきましょう。
電子レンジ専用の掃除キット
お掃除する習慣がなかった人も、この機会に火災予防として電子レンジをキレイにしてみませんか?
おすすめは、チン! してふくだけ 電子レンジ専用お掃除シート です。
商品名の通り、レンジでチンして拭くだけで手間もかからず電子レンジの汚れがピカピカになります。
防災夫婦
防災ママ
まとめ
我が家の電子レンジ火災未遂
電子レンジは、今や私たちにとって日々の生活に欠かせない存在です。
我が家では、2021年に発売された比較的新しいオーブンレンジ (TOSHIBA ER-WD7000) を使っていますが、焼き芋を作ろうとして「電子レンジ火災」になりかけました。
レンジの性能などは関係ないという事です。
防災夫婦
幸いなことにレンジ庫内で火は出ませんでしたが、『あれ?なんか煙くさくない?』と思ったときにはレンジ庫内が煙でいっぱいに!
夜中にキッチンとリビングが煙だらけとなり、窓を開け、扇風機で煙を追い出す作業に追われました。
もう一歩、気づくのが遅かったら本当に火事になっていたかもしれません。
電子レンジは目の届く範囲で使用
電子レンジは、時間をセットして温めている間に他のことができるので、主婦の方をはじめ多くの人が活用しています。
今まではレンジの温め完了をお知らせするアラーム音が流れるまで、レンジ庫内を見ることもしませんし、別の部屋で用事をするような使い方をしていました(妻は違うと思いますが…)
しかし、電子レンジ火災(未遂)を経験してからはレンジを使うときは目の届く範囲にいるようにしています。
おさらい
事故が起きないように「電子レンジ火災の4つ予防策」を取り入れていきましょう!
そして、万が一「電子レンジ火災」になった場合は慌てずに対処しましょう。
防災夫婦
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
防災ママ