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防災ママ
- 冷蔵庫内の食材、食品は無事か
- 冷蔵庫本体に異常はないか
冷蔵庫内の食材チェック
停電した冷蔵庫内の食材について、残すものと捨てるもの判断は難しいですよね。
明確な基準が無いため、個人の判断になりますが以下を参考にしてください。
捨てた方が無難なもの
- 乳製品(卵、牛乳、バターなど)
- お刺身
- 魚類、肉類
廃棄処分した食材の保証
自分に過失の無い停電で、冷蔵庫の食材を捨てなくてはならないのは納得がいきませんね。
どこかに文句を言いたいところですが、泣き寝入りするしかありません。
冷蔵庫の保証書には「食品の補償等、製品修理以外の席はご容赦ください」という記載がされていますので、冷蔵庫内の食材は保証の対象外となります。
お金より身体の安全を優先して、捨てましょう。
冷蔵庫の故障チェック
一般的には停電くらいで冷蔵庫は滅多に壊れるものではありません。
しかし工事などの計画的な停電ではなく、
台風や大雨で雷が落ちた場合には、瞬間的に高い電圧が発生します。
この高電圧によって異常な過大電流が流れてしまい、電化製品が壊れてしまうことがあります。
冷蔵庫が故障していないか、ポイントをチェックしましょう!
- 冷蔵庫が冷えない・冷えが弱い
- 冷蔵庫の下(床)に水がこぼれている
- 氷ができない(製氷機トラブル)
- 冷蔵庫から変な音がする
- 冷蔵庫が冷えすぎる
ほとんどがすぐに症状が現れにくいものばかりですが、「冷蔵庫から変な音がする」という症状は即効性があるので、電源ケーブルを入れたときは注意して耳みを澄ませてみてください。
もし変な音が出ているようであれば、コンセントから冷蔵庫の電源ケーブルを抜いてください。
冷蔵庫に故障の症状がみられた際に、パソコンの再起動のように冷蔵庫の電源を何度も抜き差しすることは、かえって別の故障の原因に繋がる可能性が高いので、2〜3回ぐらいに留めておくこと。
停電による冷蔵庫の保証
落雷等、こちらに過失の無い停電で冷蔵庫が故障した場合は納得できませんよね?
自然劣化が原因の場合は、火災保険の免責事項に該当して支払い対象にはなりませんが、原因が落雷による被害であれば、火災保険でその損害を補償することができます。
一般的に「火災保険」は、「火災・落雷・破裂・爆発」による被害は基本補償に含まれています。
保険金請求の際は、冷蔵庫の「修理見積書」と併せて「落雷による損害である旨」を修理業者さんに証明してもらう必要があります。
メーカー修理に出しても、証明書に「過電流が原因」とは書いても、「落雷による過電流が原因」と書いてもらえなければ保険金の請求は厳しいので注意が必要です。
保険会社の見直しはオススメ
保険の契約はたくさんの選択肢がありますし、時代とともに内容も変化します。
契約プランによっては補償対象外になっていたり、支払い基準も様々。
火災保険に加入して内容を変えずにそのままになっている場合は要注意です。
今一度、自分がどんな種類の火災保険に入っているのか確認し、火災保険の見直しも検討してみましょう。
火災保険の一括見積もりサービス
まとめ
停電復旧後のまとめ
- 冷蔵庫の食材を確認する
- 冷蔵庫本体の点検する
- 冷蔵庫内の食材の保証はされない
- 冷蔵庫の故障は、火災保険で補償される
- 火災保険の見直しはオススメ!
冷蔵庫内の食材は捨てるしかありませんが、
冷蔵庫本体の故障には「火災保険」がとても頼りになる存在ですね。
ただ、契約している火災保険の内容を完璧に把握している人は少ないでしょう。
この機会に契約している保険内容を確認してみてください。
火災保険の一括見積もりサービス等で、保険の見直しを検討するのもおすすめです。
防災夫婦
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
防災ママ