防災士監修の「防災セット」はこちら

湧き水が飲めるかどうかの見極め方

本記事には広告が含まれています。

防災夫婦 BousaiLove)です。

災害時、「この湧き水は飲めるのだろうか…」

そんな判断をせまられる状況は、おそらくスマホも機能していなので調べることは困難でしょう。

湧き水の見た目が透明・無臭でも安全とは限りません。
誤って毒性のある湧き水を飲んでしまっては取り返しがつきません。

今のうちに見極める方法を知っておきましょう。

湧き水を見つけたらコケの有無をチェック

湧き水の周りに青々としたコケが生えてる場合は、その湧き水は毒性が無い証拠

苔が生えていると、一見不衛生な水に見えますが、湧き水に塩素が含まれていない証拠になります。

水道水にも「塩素」が含まれているため、塩素が含まれている方が安全と思う方もいるかと思いますが、自然界の水に含まれる塩素は水道水にように人工的に塩素濃度を制御しているわけではないため、逆に危険なのです。

そんため、「湧き水に苔が生えている」=「塩素が含まれていない」=「毒性が無い」というふうに判断します。

湧き水が飲み水として利用できるかどうかは「コケ」でチェックです。

煮沸(しゃふつ)する方法

湧き水を飲むときは、そのまま飲むのではなく、できることなら煮沸してください。

正しい煮沸(しゃふつ)方法
  1. 湧き水をやかんに移す
  2. やかんの蓋を開けたまま弱火で約5分間〜10分程度加熱
  3. 清潔な容器に移して冷蔵庫で保管する

被災時は難しいかもしれませんが、
煮沸するだけで食中毒などのリスクをかなり下げることができます。

さいごに

今回は「湧き水」が飲めるかどうかの判断方法をご紹介しました。
災害発生時でなくても、豆知識として知っておいてもいい内容ですね。

防災夫婦

今回は以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
防災夫婦 BousaiLove)でした。

防災ママ